top of page
検索

存在の理由

  • 執筆者の写真: Muju Matsukuma
    Muju Matsukuma
  • 2014年7月21日
  • 読了時間: 1分

私がつくるものたちは

いつも私のそばにいてくれたものたち

彼らはカタチを持っていなかったが

私が呼べばいつでも来てくれた

私は脳内という庭で遊んでいた

彼らはいつも私に優しかった

私がしたい遊びを心得ていた

私が彼らのカタチを決めるときは

彼らの優しさや

私が持っていた辛い記憶を共有してくれたことや

彼らそれぞれの性格や

彼ら独特の憂いに

耳と心をすます

彼らが私にしてくれたように

小さな頃からそばにいた彼らは

大人になった今でも変わらずにいてくれる

私はその事に感謝するという意味も含めて

彼らにカタチと色を与える

彼らは幼心の想像の産物であり

私の代弁者でもある

大人たちに庭の様子を伝えるために

大人たちに存在を示すために

大人たちに言葉にならないものを伝えるために

彼らは私の代わりに言葉を使ってくれる

言語ではない言葉を


 
 
 

最新記事

すべて表示
クラウドファンディング開催中!!

皆様ご機嫌いかがですか?私は毎日個展に向けて制作をモリモリやっています! そしてこの度クラウドファンディングにて個展開催費用のパトロン様を募っています! リターンはグッズ&お手紙、詩画集のデータ、超レア一点ものの作品などなど色々揃えています。...

 
 
 
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
  • Twitter Classic
  • Facebook Classic

© 2023 by ADAM KANT / Proudly created with Wix.com

bottom of page