生産性
このところ生産性が落ちている そんな気がする いくら薬に頼ってもそれだけは自分でなんとかしなければならない 待っていてはいけない 歩き出さなければ どこにも行けない そんな低能な事を繰り返し考えている どうしようもない事を繰り返してみようか...
喪失 獲得
昨今、心に刻み込んでいること 喪失の上に獲得が生まれる だからなくすことを怖がらなくなった いや、本当は怖いけれどその喪失の後に獲得があるから希望を捨てなくなってきたという方が近い 自分で自分を見つめたり マインドコントロールしたり その訓練はもう永いこと続けている...
弱さ
自分の弱さを開き直ることは単なる逃げでしかない 「自分は弱いんです、だから見逃してください、理解してください」 そんなことは言いたくないし、そういう人になりたくない。 それでもそういうことを言ってしまえる人はいる。 理解はできない。ただそこから這い上がってほしいとは思う。...
赤い海
海へ行った 赤潮のせいで海は赤かった プランクトンの色はどんな絵の具の色よりも文字通り生命感に溢れていた。 残念ながら、波打ち際でちゃぷちゃぷするのを諦めてしまったが それはそれで美しい景色だった。 「海は青い」なんて誰が決めたんだ そんな風に思った。...
助けてくれる
苦しいとき 悲しいとき 寂しいとき そんなとき、必ず誰かが助けてくれる。 そうじゃない時もあったけど。 その時は敵意がもろに自分自身に向かっていって 自分を痛めつけて呼吸をしていた。 だけど、最近思うのは 私は本当にラッキーだと言う事。...
敵なんかいない
誰かが言った 「敵は誰でもない自分自身だ」 私はそうは思わなかった。 敵なんかいない。 自分を敵だと思ったらいつまでたっても自分を愛せない。 勿論戦う相手は自分自身。 でも、だからって「敵」だという事にはならない。 自分は自分の一生のパートナーなんだ。...
モデル
図鑑に並ぶ昆虫達 彼らは死後に美しいカタチを残される 動き、鳴き、羽ばたく姿が一番美しかった彼ら だが、人間の知識欲のために彼らは「そのための」ポーズをとらされる 図鑑を見ていて思った事 それは、彼らはモデルであるという事...
双生児
ひとつの滴が私達を生んだ 私達はまさにひとつ 同じ身体から二本の首が生えているのだ 私達はひとつ 違う方向を向けども離れる事は出来ない 私達は一瞬の双生児
横たわる女
女は横たわる 自然と横たわる 軟弱な脚は機能せず 腕も溶けてしまった ただ首を伸ばして待っているのだ
朦朧
このような時間帯 主に深夜2時から3時頃 私は薬のせいで朦朧としている そんな状態はかえって過活動に陥りやすい 例えばコンビニに行ってお金をおろしてしまったり ネットで買い物をしてしまったり 誰かと電話をしたり そのほとんどが翌日には記憶から消えている...